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FIREを達成するために投資と資格取得に邁進している"きしの"です!
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一寸先は本当に「闇」です。
真っ黒すぎて全く見えません・・・・
コロナ禍で旅行・飲食・娯楽・特定の業種を中心に多くの人が大ダメージを負いながらもなんとか共存する道が見えた矢先に、ウクライナ危機が始まり、欧米等の西側諸国による制裁による資源価格の高騰、日本ではこれに加え記録的な円安も襲い掛かっています。
今回の記事は、今がリーマンショック前夜に似ているような気がすると思ったので、今後どうなるかを勝手に予想して見ました!
2020年迄は株も不動産も(概ね)右肩上がりだった!
日本もそうですが、世界も概ね2021年までは株や不動産価格(商業地は除く)は右肩上がりでした。
色んな要因がありますが、リーマンショックやギリシャ危機から景気を回復させるために世界の中央銀行がこれまでにない異次元緩和を行ったことが大きな理由です。
債券や通貨を持ってたとしても金利がほとんどなければそのお金は増えることはありません。
そうするとお金はキャピタル(値上益)やインカム(配当)を求めて不動産や株や新規事業に向かいます。
また、異常な低金利により、行先を失ったお金は、金利という概念がない仮想通貨(暗号資産)にもキャピタルを求めて流れ込みました。
ビットコインが2021年11月に777万という最高値をつけたのもこれらの要因があると思っています。
これら以外にも世界的にお金の巡りが良くなるので好景気となり、レジャーや娯楽への支出や物などの消費が増えることから、石油やレアアース等の資源価格も高騰しました。
リーマンショックが起きる2007年のときも同じ感じでした。
2000年頃のドットコムバブルが崩壊し、アメリカ等の先進国は量的緩和を行い、お金がダブついたので、株や不動産になだれ込んでいました。
今はリーマンショック前夜に酷似している?!
日経平均もダウもピークから緩やかに下がっています。また、資源価格も上昇しています。
この動きはリーマンショックと似ています。
そもそもリーマンショックは2008年9月にリーマンブラザーズが破綻したことをきっかけに株価が大暴落し、世界的な恐慌になった出来事です。
総資産で日本最大手の野村證券を遥かに上回る規模の投資銀行の突然の破綻に世界は動揺しました。連鎖的にアメリカの投資銀行や保険会社が国有化・公的資金が注入されました。
日本でも大和生命が破綻し、日経平均も暴落し10000円を下回る状態が数年続きました。
また、就職活動でも2007年迄は超売り手市場ですが、2008年以降は就職氷河期並みに有効求人倍率が悪化しました。
不動産も今の半値または三分の一まで下がっても売れない時代でした。
そもそもリーマンショック言われていますが急に恐慌になった訳ではありません。
リーマンショックが起きる数年前から恐慌の予兆はありました。
少し振り返ると、恐慌が起きる数年前は世界的に好況で、今は死語となったBRICSが台頭している時でした。
資源がこれらの国々に買われ高騰し、企業も好決算を連発していました。
シャープが液晶テレビの工場を「世界の亀山」と誇らしげに建設したのもこのころで、後にこれが原因で身売りすることとなります。
また、就活も長い氷河期時代が終わり、空前の売り手市場となったのもこの時です。
ただ、2004年以降から続くFRBの利上げによって低所得者向け住宅ローンが利上げによって焦付きはじめていました。
実はこのローンは証券化されあらゆる投資商品に入り込んでいましたが、他の格付けの高い商品と組み合わさっていたので、あまり注意されることもなく、多くの国で投資家に販売されました。
利上げによって焦げ付きが拡大すると投資家全員が信用不安に陥り、売りが売りを呼ぶ展開となったのです。
リーマンショックの後も、ドバイショック・ギリシャ危機と連鎖的に危機が起き、そのたびに不安定な状態が続くこととなります。
次の恐慌はいつか?不動産価格への影響は?
いつかは分かりませんがそう遠くないと思います。
当面はインフレが収まることはないと思いますので、狂信的な異次元緩和を行う黒田総裁率いる日銀以外の中央銀行は利上げを行い続けるでしょう。
現在、世界の債務残高の合計は300兆ドルと、リーマンショックの170兆の2倍近くなっています。
これが弾けた時の影響の大きさは容易に想像がつくと思います。
不動産価格にも当然影響を与えます。
ただ、不動産は株と違って流動性が低いことから株よりも遅く下落します。
また、資源価格が高騰していることや作業員の確保が難しいことから、建物価格はなかなか下がらないでしょう。
なので、土地の方で調整されるので地価・路線価は大きく下落します。
リーマンショックのときも、株は2008年後半に底となりましたが、不動産は2010年から2011年頃が底でしたので2~3年程遅れてきました。
更にバブルの時も1989年の大納会に39,000円に迫った後暴落しましたが、不動産はその後もしばらくは上がり続け、1991年にピークを迎え、その後下り坂となっています。
なんでもそうですが、株も不動産もずっと上がり続けることがないことは歴史が証明しています。
必ず下落局面が訪れるでしょう。
なので投資機会を窺っている人はもう少し待ってもいいのではないのでしょうか?
それまで、しっかり軍資金を用意しておきましょう!
今回もお付き合い頂きありがとうございました。
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