がむしゃら不動産経営

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個人が貸主となる?ソーシャルレーティングの仕組みと運用実績を公開!

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ソーシャルレーティングをという言葉をご存知でしょうか?
簡単にいうと、お金がある人がお金の必要な人・企業棟に貸し付けて金利を得るという仕組みです。
ただ、個人自らが、お金が必要な人を見つけ、ちゃんと返してもらうのは難しいです。貸し付ける人の与信を見極めるのも難しいですし、返済が滞った時に取り立てるのも一個人が行うのは至難の業です。
本来この役目は銀行が担っていますが、銀行の預金金利があまりにも低金利なので、より高い金利を求める人と、事業を行いたいけど銀行から融資を受けることが出来ない人の間にミスマッチが生じていました。この間をつなぐ仕組みとして、ソーシャルレンディングというものが誕生しました。
今回はソーシャルレンディングの仕組みとリスク・これまでの投資実績について説明していきたいと思います。

 

 

ソーシャルレンディングの「仕組み」と「投資方法」

ソーシャルレンディングの「仕組み」ですが、お金をより効率よく運用したい人とお金を借りたい人(主に法人です。)との間をソーシャルレンディング業者が仲介します。これらの業者は銀行のように大きな本店・支店・沢山の従業員を抱えていないので、お金を借りたい人からもらった金利をそのままお金の出し手に回すことができます。なので、銀行の預金よりも高い利回りで運用できるのです。案件にもよりますが、利回りは2%~10%にもなります。メガバンクの定期預金金利0.002%ですのでソーシャルレンディング金利の高さが分かると思います。
次に「投資方法」ですが、ソーシャルレンディング業者の取り纏めた案件(お金を借りたい法人)を選び投資します。どのような案件があるかというと不動産や太陽光発電の事業者に融資する案件、海外案件、保証付の案件等、様々な種類があり、利回りも投資額も貸付期間も案件ごとに異なります。その中から自分が希望する利回り投資先を選びますが、当然、高金利・保証付き案件は、募集開始後、すぐに募集金額に達してしまうことが多いです。また、個人からの投資を募るので最低投資額は1万~数万、貸付期間も数カ月から数年となっています。なので、「とりあえず1年だけ運用したい」という場合でも、1年以下の案件に投資すれば期間満了後に元金と利息が返金されるので、自分の希望にあった運用を行うことができます。
株や為替でキャピタルゲインを得ようとするとその利益がそもそも確保できるのがいつになるかも分かりません。数日で数倍になることもありますが、数年たっても塩漬け状態で利益を得られるか分かりません。一方、ソーシャルレンディングは数倍になることはありませんが、ある程度の収益を見通すことができます。

 

ソーシャルレンディングの「リスク」

短期間で銀行よりも遥かに高い金利で運用できるというソーシャルレンディングはすごく良さそうな運用先だと思いますが、デメリットはあるのでしょうか?そのデメリットをどのようにカバーしたらいいのでしょうか?
これまで5年間投資してきて感じたリスクは、「貸付先の滞納」・「ソーシャルレンディング業者そのもの倒産」の2点です。

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①貸付先の滞納・倒産

いくら高金利でも滞納してしまっては意味がありません。さらに倒産になると、利息はもちろん元金も返って来ないこともあります。ある程度はソーシャルレンディング業者が貸付先の信用情報を確認し、必要であれば担保を確保するのですが、銀行から借り入れることができない法人という属性上滞納は一定数で発生しています。きしのはmaneo社で投資していますが、3件の投資先が滞納しており、現時点でも解決していません。当然高金利を確保するためのリスクと割り切るしかないのですが、滞納の憂き目に遭いたくない方は、「高金利な案件を避ける」「保証付・担保有の案件を選ぶ」につきます。

②運営事業者そのものの倒産

このリスクが最も気を付けなければいけない点だと思います。当たり前の話ですが、ソーシャルレンディング業者そのものが倒産すると貸し付けているお金の回収が滞ったり、分配が行われなくなったりします。これらを避けるために、ソーシャルレンディング業者の親会社・グループ会社の資本がしっかりしたところを選ぶようにしましょう。

 

なぜ投資しようとしたのか

ソーシャルレンディングで運用した理由は、安定的にインカム(利息収入)を得たいと思ったからです。キャピタル(売却益)の方がインカムよりも多くなることは多々ありますが、キャピタルを安定的に得るということは株・為替の売買で負けてはいけないということなので結構大変なことです。一方でインカムは一回貸付・保有しさえすれば、継続的に利息を得ることができます。キャピタルで稼ぐよりも精神的にもかなり楽なので今後も一定の金額はソーシャルレンディングで運用していきたいと思います。

 

ソーシャルレンディングの運用実績

2015年から投資を始め、再投資した額も含め、トータルで240万円を投資し、14万円の利息を得ることができてます。
ちなみに10万円弱が貸付先の経営環境が悪化し、支払いが滞っています(滞納したわけではなく、少しずつ回収されて返済されています)。それを差し引いても4万円利息は得ることが出来てます。

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ソーシャルレンディング以外の投資は以下記事をご覧ください。 

 

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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