がむしゃら不動産経営

ただ会社員が完全な経済的な自由を手に入れるまでを綴ります。巷の本のようなスマートな話はありませんが、確実に前に進んでいきます!

MENU

【電験三種合格体験記】文系でも独学した方法とは?!

いつもブログを見て頂きありがとうございます。

FIREを達成するために投資と資格取得に邁進している"きしの"です!

Twitterもお立ち寄りください~⇒

 

現在、きしのは2022年1月から第三種電気主任技術者試験(電験三種)の勉強を始め、2024年3月試験で4科目全て合格することができました!!

今回の記事は、文系でも独学で合格できた勉強方法についてです!

この記事は5分程度で読み終わりますのでほんの少しお付き合いください~

 

 

学習開始時点のきしのの知識レベル

きしのは文系でしたので、電験三種の問題を見た時、勉強する内容のほとんどが「初めまして!」みたいな感じでしたし、少し本当に受験してよいのかと思いました。

中学生で勉強したはずの「V=RI」や「フレミングの法則」「右ねじの法則」ですら、綺麗に全て忘れていたので本当に一から勉強し直しました。

数学も証券アナリストで少し勉強したものの、使う内容が異なるため、役に立ちませんでしたが、数学へのアレルギーが少なかったのはプラスかもしれません。

とはいえ、電験に必要な物理や数学の素養はほとんど無い人が受けて、合格することができたことは事実です。

ド文系の方でこれから受験を検討している人の参考になれば良いと思っていますし、工業高校や電子工学科以外の理系の方はより短い時間で合格できると思います。

 

使用した参考書・問題集

電験三種年間8万人受験する大型資格であるため、参考書は沢山あり、正直迷ってしまいます。

色々ありましたが、きしのはカラーで図解が多い、TACの参考書と問題集で勉強しました。

 

参考書が多いので書店で実際に手に取って見て、自分に合ったもので勉強すれば、よいのですが、参考書と問題集は同じ出版社のものを使った方が良いと思います。

説明の仕方が統一されていたり、参考書と問題集のリンクされていたり、とにかく勉強しやすいからです。

自分に合った参考書を見つけましょう!!

 

勉強時間

平日はだいたい約30分から1時間程度、仕事の無い休日は約3~5時間程度勉強していました。直前期でも休日を中心に5時間程度勉強しました。

4科目トータルでは600時間~700時間程度勉強していると思います。

科目別の勉強時間の詳細は記録していませんが、だいたいですが以下の通りです。

・理論:200時間~250時間

・機械:100時間

・電力:100時間~150時間

・法規:150時間~200時間

法規は1回落ちているので、多めに勉強しているので、勉強時間が多くなっています。

ド文系にしてはまあまあの勉強時間だったのではないのでしょうか?

 

勉強方法

自分は複数科目を一気に勉強するのが苦手なこと、物理自体が久しぶりで理解に時間が掛かることから、科目を絞って確実に一科目ずつ合格することを目指しました。

一般的には全ての科目の基本である「理論」を勉強してから、他の科目を勉強する人が多いみたいですし、参考書やブログなどでも「理論」から勉強することを進める記事が大半です。

ただ、「理論」は公式や目に見えずイメージできない内容が多く勉強し続けるのは難しいと思い、発電や電線・送電などイメージが湧きやすく、難問奇問が少ない「電力」から勉強を始めました。

2022年3月試験で「電力」に合格し、3年以内に全科目合格しなければならなくなり、次に「法規」→「理論」→「機械」の順で勉強し、合格することができました。

振り返ってみると、全ての基礎となるのは「理論」であり、「理論」で基礎をある程度理解していると他の科目の理解がしやすくなります。

特に文系の方は、物理の基礎からごっそり抜け落ちている・そもそも学んでいないので、「理論」で基本を理解しないと他の科目の内容の理解に時間を要してしまいます。

これから勉強する人は「理論」を勉強し、その後他の科目を受けることをおススメします!!

各科目とも半年前くらいから勉強を始め、まずはテキストはさっと1回程度目を通し、どんなことを学ぶかをざっくり頭に入れました。

1回しか目にしていないため、この時点ではほぼほぼ理解できていない状態ですが、問題集を解きながら、テキストの該当箇所を読み直しながら理解を進めました。

問題集も1~2回はほとんどの問題が解けない状態でしたが、3回目から徐々に解ける問題も増えてきてようになり楽しくなってきました。

4回目以降は自分の確保できる勉強時間との兼ね合いなので、試験日の2ヵ月程度前から過去問題集を解き始めました。

時間が多く取れた電力・法規は10年分の過去問を5周から10周しましたが、時間が取れなかった理論は3周、機械は2周程度しか勉強できませんでした(正直試験制度変更に助けられたところが大きいです。)。

 

受験結果

きしのの点数・科目合格率は合格順に以下の通りです。

・電力(2023年3月):80点(>60点) ※科目合格率20.8%

・理論(2023年8月):65点(>60点) ※科目合格率26.6%

・法規(2023年8月):82点(>60点) ※科目合格率28.8%

・機械(2024年3月):70点(>60点) ※科目合格率は後日更新

 

2023年度から従来の筆記試験に加え、CBT方式が導入され、テストセンターとかで好きな日に好きなタイミングで受験することが出来るようになりました。

試験問題が過去問中心になったとか、難易度が下がったとか色々言われていますが、きしのの私見については後日記事にしたいと思います。

 

今回もお付き合い頂きありがとうございました!!

 

 

にほんブログ村に参加しています!クリックしてくれると嬉しいです! 

ブログランキング・にほんブログ村へ