がむしゃら不動産経営

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FP(AFP・FP2級)の勉強法・勉強時間・参考書とは?

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ファイナンシャルプランナー(FP)は、お客様が生活するうえでのお金の悩みをサポート・アドバイスする専門家です。とりわけ日本では金融に関する教育がなされていないこと、老後の生活は自らが用意しなければならない2000万円問題といったことから、ライフプランの検討が必要になることから、今後ますます社会的地位が高まっていく資格だと思っています。実際に銀行・証券・保険等の業界では入社してから数年以内にAFP・FP2級程度まで取得を求められるところが多いです。
また、AFP・FP2級は「難関」と言われるほどではないですが、対象となる分野はライフプラン・税金・保険・金融・不動産・相続と非常に広いので、決して簡単に受かる試験ではないと思っています。
本日はその勉強方法・参考書・学習時間を紹介したいと思います。

 

 

どのテキストがよいのか?

このテキストはTAC社が作成しているもので、テキストは試験の対象となる頻出箇所・重要な箇所を効率よく纏めています。テキストもカラフルで見やすいうえに、分かりやすく図を用いて説明しています。また、直近本試験(学科のみ)の問題が1回付いているのもの嬉しいポイントです。ただ、重要な箇所を効率よく纏めていることから、本試験で1~2割程度であるとされているFP1級・CFPクラスの問題には対応できませんが、合格ラインは6割なのでこのテキストを抑えれば十分合格できます。


テキスト選びのポイントとしてはこのようなポイントや実際書店で読んでみて自分との相性を確認するものを選んだ方が良いと思います。その方が、短時間で効率よく理解でき、合格することができます。

 

勉強方法

FPや宅建、簿記2級といったきちんと勉強すれば合格できる試験なので、テキストによるインプットはそこそこに問題集を解きながらアウトプットを進めていきます。

FPの勉強方法のコツとして、テキストの順番に闇雲に勉強するのではなく、相性のいい科目同士で勉強することが効果的です。FPの試験範囲は6分野に分かれていますが、全ての科目が全く別の内容で独立しているのではなく、一部重複しているので、テキストの順番に学ぶのではなく、相性のいい科目同士を勉強することが合格の近道です。

具体的な組み合わせは大きく、「ライフプランニングと資金計画・リスク管理、相続・事業承継」、「金融資産運用・不動産・タックスプランニング」の2つに分けられます。
特にあまりなじみのない金融資産運用・不動産については理解にも計算にも時間が掛かるので、何回も解いて慣れるようにしました。

少し脱線しますが、FPで出題される問題の回答は基本的には綺麗な数字になるので、計算した結果綺麗な数字にならなければ間違っている可能性があります。

 

勉強時間

勉強期間はトータル300時間程度で半年程度勉強しました。

結果として、本試験では学科も実技も合格ラインで6割を大きく超える8割以上得点できたので、効率よく勉強したり、他の資格で得意分野がある人はもっと短い時間で合格することも可能だと思います。

 

おまけ

AFPか、FP2級か?

どちらでもよいと思いますが、「とりあえず資格を取得したいけど、コストを抑えたい」という方は金融財政事情研究会(きんざい)で受けましょう。先日の記事でも書いたようにきんざいで合格した場合、国家資格が一生残ります。一方で資格取得後もFP関連の業務を行う方でFP有資格者の関係や情報が欲しい方、CFPを目指す方は日本FP協会で受験した方が良いかもしれません。

 

AFP・FP2級の難易度は?

個人的な感覚ですが、簿記2級・宅建士程度かなと思っています。
分野も違うので、一概には比較できませんが、勉強時間で比べるとこのようになります。

 

FP3級の勉強方法は?

なお、FP3級の合格率は平均8割程度なので、市販のテキスト・問題集を購入して独学で合格が可能です。勉強期間も1~2ヵ月(100時間程度)で合格できると思います。参考書は、先ほど紹介した出版社で3級のテキストもでています。

 

独学か、スクールか?

FP2級・AFPまでは市販のテキストも多く、勉強方法もネットで収集できるので、独学で十分です。ただ、ある程度の勉強時間が必要なので、時間がない社会人で合格が求められている場合は、スクールで効率よく勉強しても良いと思います。また、実務要件がない学生で就職先でAFPを取得を求められている人は必然的に通信講座等で勉強することになります。通信講座は様々なところで開催されています。大手資格予備校(TAC・LEC・大原)では10万円を超えてきますが、ユーキャンであれば6万円、やスタディングでは3万円で学ぶこともできます。特にスタディングはAFPを取得することはできませんが、テキスト・問題集等を揃えると1万弱すると考えると動画の講義がついてこの値段はかなり安いと言えます。

↑きしのも行政書士講座をスタディングで受けています。

 

FP資格の概要については先日の記事よりご確認ください。

 

本日もお付き合い頂きありがとうございました。 

 

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