がむしゃら不動産経営

ただ会社員が完全な経済的な自由を手に入れるまでを綴ります。巷の本のようなスマートな話はありませんが、確実に前に進んでいきます!

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就職氷河期の就職活動を勝ち抜くためには?

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2020年3月に始まったコロナによって、リーマンショック以来となる11年ぶりに大卒の内定率が低下してきています。今回は金融危機とは異なり、実体経済そのものがダメージを受けているので厳しい状況は今後もしばらく続くのではないかと思っています。きしのもリーマンショック直後の厳しい環境で就職活動をしたのでそのときの経験や、採用する側を担当した立場として少しでも参考になればと、出来るだけ詳しく、シンプルな内容にして(矛盾してますが、)伝えたいと思っています。

 

当時と現在の環境
リーマンショックによって、新卒の採用枠が前年から半減や若干名となったり、内定者が内定取消にあったり、今みたいに新卒の要件が卒業後3年以内等ではなかった(○○年卒業と対象が限定されていた)ことから、新卒という肩書を維持するためにやむなく大学院に進学する人が沢山いました。結果として、リーマンショック直後の2010年・2011年の内定率も2000年前後の就職氷河期の水準まで低下しました。内定率の推移でも分かるようにリーマンショックの直前数年が2000年前後の就職氷河期の反動で内定率が高い時代だったので、学生は目の色を変えて就職活動をしました。

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このとき人と同じことをしてはダメだと、業界研究を徹底的に研究し、他と差別化を図ったことで、信託銀行2社、大手生命保険2社、政府系金融機関2社・地銀数行から総合職の内定・最終面接まで進むことができ、その中の一つに入社することが出来ました。

この記事では、「就職活動の流れ」と「業界分析・面接・自己分析」の方法を説明します。

 

 

就職活動の流れ

一般的には3年生の夏頃から始まります。リクナビマイナビ日経ナビ等のサイトに登録して、気になる会社のインターンシップに参加して業界・仕事の仕方などを理解しながら、自己分析・筆記試験対策を・業界分析を行います。その年3月になると企業へのエントリーが可能となりますので、行きたい企業にエントリーし、企業説明会に参加・エントリーシートの提出を行います。6月になるといよいよ筆記試験・面接が始まり、内々定が出始めます。
詳しい流れは、それぞれリクナビマイナビ等のそれぞれのサイトに分かりやすい説明がありますので、そちらよりご確認ください。

 

【超重要】企業の選び方(業界分析)

個人的に業界分析・企業分析が最も重要だと思っています。業界分析・企業分析のツールは週刊東洋経済の業界地図とダイヤモンド社就職四季報のみです。正直この2冊があれば知られざる優良企業かつ入社倍率の低く・長く働きやすい企業を探し出すことができます。

なぜなら、内定を得るためにその業界・企業のことを知るということは当然ですが、入社したあと実は労働時間がめちゃくちゃ長いブラック企業だったり、賃金が低すぎる会社だったりして、「こんなはずじゃなかった・・・」ということを防ぐためです。折角、苦労して内定を得たのにすぐにマイナスな理由で退職することになっては時間も勿体ないですし、精神にとっても良くないですからね。
就活生だったときも、採用する側でも、業界や企業のことについてぜんぜん調べておらず、ふわっとした志望動機の学生が沢山います。その中できちんと業界研究すれば的を得た志望動機となり、他の人と差別化を図ることができ、自分の想いをしっかり伝えることができます。(後日、これらの本を使った業界の選び方、業界・企業分析の方法については詳しく書きます。)

 

【重要】選考の流れ・対策(自己分析・面接・筆記試験)

面接

いきなり上手く出来る人もいますが、多くの人は最初から上手く出来るわけではありません。苦手な人は、鉄板の質問(自己紹介・志望動機・強み・弱み等)については澱みなく言えるようにしておきましょう。また、面接の雰囲気に慣れるために選考の早い業種にエントリーして面接を受けておき、万全の体制で本番に臨むいうことも大事です。

筆記試験

一般的な企業であれば、SPI(Webテスト)・一般常識がメインとなるので市販のテキストを買えば十分です。SPIは問題自体も中・高校生レベルの問題ばかりですので基本的には数回解けば問題ないと思います。逆に苦手と感じた人はしっかり対策しておきましょう。どんなに面接の評価が高くてもSPIがさっぱりでは受かりませんので。一方、一般常識は英語と同様で常日頃からアンテナ高く社会・経済・政治に関するニュースに興味を持っている人は対策しなくてもできますが、全く興味が無い人からするとなかなか大変です。少しずつこれらのニュースに触れるようにしましょう。

自己分析

正直、自己分析はあまり行っていません。なぜならそもそも軸が「やりがいよりも年収(学生のとき思い描く理想は大概裏切られると割り切ってました。)。それも高年収で長く働ける会社に就職する」たったので・・・。強いて言うならどんな働き方をしたいか(仕事の内容・年収・転勤の有無等)」「働くうえでもっとも重視することは何か(仕事優先か。プライベート優先か。)」ということをしっかり考えておくということでしょう。(こちらについても、後日、詳しい記事を書きます。)

 

【番外編】そもそも働くとは?

これまでは特定の会社という組織に属して働くというのがコロナ前までの働き方でした。ただ、コロナをきっかけとして、副業が奨励されたり、他の会社に出向したり、正社員ではなく会社と特定の業務について業務委託を受ける個人事業主といった新たな働き方が進んでくると思います。その究極で有名なものが、「you tuber」「tiktoker」です。つまり、これまでは会社や肩書そのものにステータスがありましたが、これからは個々人が何ができるのかということが求められる時代が来ています。資格を取得したり、事業する力を身につけたりと1つでいいので武器となるものを今から磨いていきましょう。

 

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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