がむしゃら不動産経営

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ビジネス実務法務検定(ビジ法)の試験制度・難易度とは?

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財務会計の導入的な位置づけとして、多くの人は「簿記」を受験します。その後、興味があれば公認会計士や税理士などへステップアップしていきます。IT系では「基本情報技術者」が、英語では「TOEIC」などがその位置づけです。
では、法律の導入的な位置づけとなる資格はなんでしょうか?「宅建」と思う方もいるかと思いますが、宅建の試験範囲が不動産の取引が中心になっているのに対し、ビジネス実務法務検定(主催:東京商工会議所)は多くの人が社会人として必要となる法律を学ぶことができるのでこちらの方が導入的な位置づけとして相応しいといえるのではないのでしょうか?

 

 

ビジネス実務法務検定とは?取得メリットは?

法律の重要性は年々高まっています。法務部門以外の一般の社員からすると直接は関係ない分野だと思いがちですが、日々の仕事と法律と切り離すことは困難です。契約締結時の契約内容の調整・日々の交渉のズレによる取引先・お客様とのトラブル等で否応なく法律が必要になってくることがあります。
この試験を通じて、社会人として必要となる法律知識を身に着け、正しい判断を行い、自ら及び会社への損害を回避・軽減することができるようになります。ビジ法の試験問題も実際のビジネスを想定した内容になっているので、自らの実務にも活用しやすくなっています。また、試験に合格すると取得した級に応じて称号が与えられ、名刺に記載でき、取引先等に自分の法律の知識レベルを伝えることもできます。詳しい称号は試験制度よりご覧ください。

 

試験制度は?

3級・2級を受験するに当たって制限はありません。1級は2級に合格している必要があります。3級・2級は選択式なので、比較的取組やすい試験だと思います。1級は論述式もあり、合格率10%~20%とかなり難しくなります。

また、東京商工会議所主催の試験に共通していることですが、2020年度から簿記等と一緒でインターネット試験に変わったので、他の会場受験する資格とは受験方法が異なるので要注意です。試験制度を簡単に纏めると以下の表の通りです。

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より詳しい情報は東京商工会議所検定試験情報より確認してみてください。

 

難易度はどの程度?

難易度を単純に比較することは難しいですが、勉強時間・合格率で比較すると、3級は簿記3級・FP3級、2級は簿記2級、AFP・FP2級程度ではないでしょうか。個人的には2級は宅建よりも簡単です。1級は行政書士と同じくらいの難易度という方もいます。
また、同じ法律系の資格でよく比較対象となる宅建行政書士との違いは以下の通りです。
宅建とは民法は重複しますが、宅建業法等は異なります。行政書士とは民法・商法・会社法が重複しますが、憲法行政法地方自治法等は異なります。

勉強方法・参考書については後日公開したいと思います。

 

本日もお付き合い頂きありがとうございました。

 

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