がむしゃら不動産経営

ただ会社員が完全な経済的な自由を手に入れるまでを綴ります。巷の本のようなスマートな話はありませんが、確実に前に進んでいきます!

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【2021年度編】入居者が求める条件・設備とは?

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当たり前ですが一日として同じ日はありません。そして、私たちの環境も日々少しずつですが変わっています。

例えば、スマホの登場は劇的に生活を変えました。その前に携帯の登場によって生活が変化していましたが、スマホはそれ以上に大きな影響を与えました。カメラもゲームもナビも大体のことがスマホでできるようになりました。

そして、現在ではコロナ禍でよってよりIT技術の発達し、ZOOMやUberなどによって、リモートワークや巣ごもりが可能になりました。当然、筆者のメイン事業である不動産経営においても求めるものは日々変わっています。

先日の記事でアフターコロナを生き残れる不動産経営について記事を書きましたが、今回は入居者が求める条件・仕様について記事を書いてみたいと思います。 

 

 

2020年度人気設備ランキング

不動産経営者のバイブルである全国賃貸住宅新聞(単身者向け)が仲介会社に確認したランキングでは、主な人気設備は「インターネット無料」「セキュリティ(オートロック・ホームセキュリティ・TVモニター付インターフォン)」「宅配ボックス」「浴室乾燥機」「独立洗面台」でした。この手のランキングは色んなところでありますが、大きくは変わらないと思います。

やはり、リモートワーク・オンライン授業の増加によって「インターネット無料」は大人気です。引っ越しは何かすることが多いのでネット環境の手続きを行う必要がないことや月々の支出が減るということは入居者にとってなかなか大きなメリットです。

続いて人気だったのは「セキュリティ」関係です。何かと物騒な事件が多いので、最後の砦である自宅の「セキュリティ」を重視する人が増えています。特にオートロックの人気がありますが、次いでTVモニター付インターフォンも人気があります。

宅配ボックス」も人気です。コロナ禍でもリモートできない職業に勤めている人は沢山います。そのような方の場合、再配達を頼むと貴重な休みが潰れてしまうので、「宅配ボックス」が設置してあるアパートが良いというニーズがあるみたいです。

「独立洗面台」も最近人気となっている項目です。男性であればあまり気になりませんが、出かけるまでに何かと準備が多い女性の場合は風呂と一体化している洗面台はなかなかしんどいものがあります。

ちなみにこのランキングには「トイレ・風呂別」はないので、三点ユニットの物件はかなりハンデを負っていることが分かります。

 

 

オーナー目線で導入が容易な設備とは?

先ほどのランキングの設備を全て導入でき、市場相場並みの賃料で貸し出せば入居付けは用意ですし、入居者のためにもなるのですが、これらの投資額は相当な額になるので回収すらおろか経営自体が成り立たなくなるでしょう。そうなると入居者にも迷惑が掛かってしまいます。例えば、オートロックを新たに設置しようとすると建物の構造にもよりますが数百万することもあります。

筆者の独断と偏見で導入が容易な設備としては、宅配ボックスTVモニター付インターフォンインターネット無料でしょう。

宅配ボックス・TVモニター付インターフォン設置費は数万~十数万程度(TVモニター付インターフォンは1台当数万ですので戸数によります)、インターネットのランニングコストも数千~数万円程度で済むので不動産の収支に与える影響も軽微です。

いずれも人気設備の上位であり、SUUMO・ホームズ等の賃貸検索サイトの条件にもあるので、設置によってえらばれやすい物件になり、空室期間が減り、収益アップにも繋がります。

筆者も先日、美容師と話していた時、「コロナで通販することが増え、再配達をお願いするのがしんどい。宅配ボックス付きの物件にすれば良かった。」と聞いて保有しているアパート2棟に宅配ボックス設置に向けて取り組んでいます!

設置する宅配ボックスもピンからキリまでありますが、設置・維持が大変な電源を必要とするものを避けつつ、雨風から荷物はしっかり預かれるもの「メーカー:ダイケン・型番:TBX-F1SSN」を選択しました。

 

ちなみにTVモニター付インターフォンは全戸に設置済ですので、宅配ボックスの次はインターネット無料を検討します。

 

最後に

不動産は一回投資すると回収するまでにかなりの時間を要します。

立地によっぽどよければ設備が時代遅れでも問題なく戦えると思いますが、筆者のようなカネなしコネなしの新参者は、そのようなピカピカな好立地で不動産経営ができないので世の中の流れを見ながら、適宜設備バージョンアップしていくことが不動産経営の成功に繋がります。

「ピンチはチャンス。チャンスはピンチ」ということで、余裕がある今のうちに投資を行っていきたいと思います。

設備以外の収益UPの方法は過去の記事よりどうぞ。 

   

本日もお付き合い頂きありがとうございました。

 

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