がむしゃら不動産経営

ただ会社員が完全な経済的な自由を手に入れるまでを綴ります。巷の本のようなスマートな話はありませんが、確実に前に進んでいきます!

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良い物件を買うためにはどうすれば良い?

良い不動産を購入するために大事なことがなんでしょうか?

それは知識でも、頭の良さでもありません。
業者からよい物件を紹介され、購入するためには、「誠実」であることが大事だと思っています。

 

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「誠実」という言葉は非常に抽象的ですが、分かりやすくすると以下の4つだと思っています。

①早く判断・連絡・回答する

②(必要以上に)重箱の隅をつつくようなことはしない

③自分の情報開示を積極的に行う

④営業マンはパートナーである

 

①早く判断・連絡・回答する

物件が紹介されて、なかなか購入に踏み切れず、業者を待たせる人がいます。

不動産は高額な買い物なので、判断できないのは分かりますが、のらりくらりと判断を保留するのは最も嫌がられることです。

営業マンは慈善事業をしているわけではありません。スーパーとかであれば陳列棚を眺めて買わないのもいいかもしれませんが、不動産の場合は営業マンがお客様のために下準備や色々動いています。なので、買う気がない場合はただただ無駄な時間を浪費させてしまうのです。時間泥棒は止めましょう。

そもそも、良い物件は市場に出てから数日程度で買い手が見つかるので、ちんたらしてたら物件は買えませんが。

だとしたら、どのようにしたら早く判断できるのでしょうか?

シンプルなのは沢山経験することですが、最初の1戸目ではそもそも経験がないからどうしようもないですよね。

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早く判断するためには、【目的】と【基準】をはっきりさせておく必要があります。

【目的】とは、なぜ不動産を購入するのかということです。今より少しゆとりのある生活を送るため?経済的な自由を得るため?当然、それは個人によって異なりますので、今一度自問自答して見てはどうでしょうか?

目的がはっきり定まっていればおのずと意思は強固になりますよ。

【基準】とは、数多ある不動産を選別するために必要な物差しです。

営業マンはお客さんの要望に基づいて物件を紹介してくれますが、基準が無い、もしくは、曖昧な基準だと沢山の物件を紹介されてしまいます。

不動産も人間と同じで、同じものは一つとしてありません。その中から「これだ!」というものを選び出すのは至難の業です。

したがって、購入する基準をはっきりさせ、業者に伝えておくことで自分にマッチした不動産が紹介されるようになりますし、判断しやすくなります。
とはいえ、基準を作ろうにもどのように基準の作り方が分からない方も多いはず。

その場合は、不動産経営(投資)に関する本を読んだり、著名大家の基準を参考にしたりして基準を作ってみてください(きしのの基準はまたブログで紹介します。)

また、不動産業者から様々な質問や提出書類などを求められることがあるかと思いますが、できるだけ早く回答しましょう。繰り返しになりますが、営業マンも限られた時間のなかで対応しています。なので、きしのもどんなに忙しくても遅くてもその日中に貰った質問にはその日中に回答するようにしています。

②重箱の隅をつつくようなことはしない

これは本とかよんで、少し知識がある人と判断力がない人に多いです。

資格や不動産投資に関する知識を有しているからといって業者にあれやこれやと質問攻めにし、論破して鼻高々になっている人がいます。たまにいる論破することが目的になっちゃっている人です。

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確かに基本的なことは営業マンとして知っておく必要がありますし、われわれも確認しなければいけないことはちゃんと聞かなきゃいけません。でも、あまりにも細かいこと・ほぼ関係ないことを聞いたり、質問攻めにしたりしてなかなか購入判断してくれないと、面倒くさい客認定されて敬遠されてしまいますよ。
先ほども書きましたが、営業マンの時間も有限なので、質問する際は論点を絞って聞くようにしましょう。

 

③情報開示は積極的に行う

業者・営業マンには積極的に年収・住所等の情報開示を行いましょう。
お客さんの中には、押売りを警戒したり、見ず知らず業者を疑ったりして、業者に対して、情報開示しない人がいます。

そのような人に対して、業者の営業マンが最適な提案が出来るでしょうか?

営業マンは個人の属性に合った不動産を紹介したいと思っています。年収や自己資産の状況も教えてくれない人で実際は5000万の物件しか買えない人に、2億の物件を案内してしまうといった的外れな提案が行われてしまいます。こうなるとお互いにとって時間の無駄です。誰も幸せになりません。

営業マンの時間も(私たちの時間も)限られていますので、業者から渡されるアンケートにはちゃんと記入しましょう。
ちなみにきしのの場合は、アンケートに回答するときに自分の購入基準も合わせて伝えています。

 

④営業マンはパートナーである

営業マンに限らず店員に横柄な態度をとるお客さんがいます。これは非常に残念なことです。

営業マンも同じ人間です。横柄な態度をとるような人に良い物件を紹介したいと思うでしょうか。

良い不動産を購入するためには営業マンを味方につけ、様々な情報を収集してもらったり、売主との間で価格交渉をしてもらったりしてもらう必要があります。営業マンと優良な関係が築けていれば、営業マンから率先して情報を持ってきてくれるようになりますし、時には購入しない方が良いと言ったアドバイスを頂けることもあります。

なので、営業マンとは仲間だと思って丁寧に接しましょう。

 

不動産は大きな買い物です。経験が無い分、当然不安になります。
だからこそ、「なぜ不動産を購入するのか」という動機を自問自答してはっきりさせるとともに、不動産に関する知識を学んでおきましょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。