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ただ会社員が完全な経済的な自由を手に入れるまでを綴ります。巷の本のようなスマートな話はありませんが、確実に前に進んでいきます!

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【随時更新】証券アナリスト2次試験の勉強方法【経済編】

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証券アナリストの2次試験の範囲は膨大なので、効率よく勉強する必要があります。2次試験に合格するための勉強の順序は、とにかく「倫理」・「証券分析」に集中し、その次に「財務分析」、最後に余裕があれば「経済」を勉強します。筆者も「倫理」と「証券分析」「財務分析」の頻出箇所に集中したので、「経済」は隙間時間に基本的な内容だけ復習しました。本番はどのくらい正解したかは分かりませんが、ほぼ全部回答することはできました。

今回は2次試験の「経済」の頻出箇所を纏めてみました。

 

 

証券アナリスト2次「経済」の出題傾向・対策

証券アナリスト2次試験は択一式の1次試験と異なり、記述式なのである程度理解していないと回答するができません。また、2次試験の試験時間は午前午後併せて7時間と長丁場ですが、ほとんど人は休む時間が無いくらい手を動かして回答しています。数多ある問題の中で正解すべき問題に時間を掛けて確実に解き、難問奇問を無視する(それでも、それっぽいことは書いておく)必要があります。これらに捕まると無駄に時間を浪費し、正解すべき問題すら落としてしまい合格することができません。

特に「経済」のテキストが薄いのですぐ終わりそうな印象を受けますが、覚えることが多いので真面目にやるとそれなりに時間がかかります。それなのに2次試験の経済の配点は60点と、証券分析(210点)、財務分析(90点)に比べても配点は少なく、倫理と同じ点数しかないので、よっぽど余裕がなければ時間を掛けてやる必要はないです。

纏めると「経済」の対策としては頻出箇所を抑えて最低限の点数を確保すればよいと思います。

 

証券アナリスト2次「経済」のテキスト

証券アナリスト試験自体がマニアックな試験のため、市販のテキストはどメジャー資格である簿記やFP・宅建士と比べると極めて少ないです。資格の予備校であるTACのテキスト・問題集を購入して対策しましょう。また、協会から送られてくるテキストもありますが開く必要もないです。本質を理解するという意味では役に立ちますが、合格するという意味では遠回りになります。

 

証券アナリスト2次「経済」の頻出箇所【随時更新】

経済の抑えるべきポイントは1次試験に勉強した内容のおさらいで十分です。全部を復習しているときりがないです。個人的な頻出箇所は以下の通りです(説明が粗い・単語を並べているので、詳しくはテキストで該当箇所を振り返ってください。)。

①上級財・下級財・ギッフェン財

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②IS‐LM分析(基本的な動き・流動性の罠・クラウディングアウト)

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③AD-AS分析(基本的な動き・インフレーション・デフレーション

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ゲーム理論(戦略型ゲーム・展開型ゲーム/支配的戦略・最適反応戦略/ナッシュ均衡囚人のジレンマ)・パレート最適

中央銀行の金融政策(マネタリーベース・マネーストック(M1・M2・M3の構成)/信用創造/オペレーション)

⑥GDP(三面等価の原則(GDP=GDI=GDE)/実質・名目/GDPデフレーター・日本の資金過不足の変遷)

景気循環(DI・CI/先行指数・一致指数・遅行指数)

 
これら以外では、コロナの影響下の日本銀行FRB・ECBの金融政策、各国政府の財政政策、WTIの異常な値動き等何かと問題にしやすそうなニュースがありますのでこの1年起きたことを確認して置くとよいでしょう。

逆にそれ以外の分野は他の科目に余裕がなければ、深堀する必要はないと思います。経済自体は学問として凄まじく範囲が広いので深堀してもキリがないです。

それ以外の科目については以下記事よりご覧ください。

 

 

本日もお付き合い頂きありがとうございました。

 

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