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証券アナリスト2次試験の勉強方法・学習時間【倫理編】

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証券アナリストの2次試験に合格するためには、2次試験より追加となった「倫理」である程度得点することが必須です。
「倫理」の得点は420点中60点と15%弱ですが、2次試験に合格するために必要な得点水準が半分の210点程度と言われていますので、ここで少なくとも8割(48点)以上、できれば9割(54点)以上確保することで、残りの360点のうち160点程度得点すれば合格できるのです。
証券アナリストの勉強方法・勉強時間の記事でも記載しましたが、試験範囲は非常に広く全てを理解するには莫大な時間が必要です。ちゃんと理解することは極めて大事ですが、合格するということに比べれば大事ではありません。なんなら理解するのは合格してからもいいのです。
また、「倫理」には足切りがあるので、他の分野で合格点に達していても「倫理」がさっぱりだった場合は不合格になることもあります。ちなみに他の分野には足切りはありません。
なので、今回は「倫理」の『頻出箇所』と『試験当日の対応』について書きたいと思います。

 

 

「倫理」の頻出箇所

配布される問題に証券アナリスト職業行為基準(以下、「職業行為基準」)がついていますので、それを見ながら解いていきます。職業行為基準自体は40条弱なので大した分量はありません。また、実際に見れば分かりますが、文章も法律みたいに難しくなく、平易で分かりやすい内容となっています。
問題の出題形式は、具体例が挙げられ、その人の行為の「何が問題か」「何に注意すべきか」と問われ、それが職業行為基準のどの条項に抵触するのかという内容です。当然、具体例は毎年変わりますが、だいたい似たような内容が出題されます。
勉強方法は、証券アナリスト協会に2次試験の講座を申し込んだ際に送られてくる膨大な教材に紛れている「職業倫理・行為基準」で勉強します。協会から送られてくる教材の中で唯一使う教材といっても過言ではありません。過去問を少なくとも1年分、時間にして10時間もあれば十分に対応できると思います。3年も解けば、十分にコツがつかめると思います。一般常識でおかしいもの(「特定の顧客を優遇する」「インサイダー情報を利用する」等)は大体間違っています。
また、過去問を解いていくと、職業行為基準のうち、解答の対象となる条項は限られていることに気づきます。参考程度ですが、4章~8章は特に頻出ですので、条文を確認しておきましょう。

 

試験当日の対応

「倫理」は2次試験の午前の部で出題されます。
問題の前半で出題されるので、多くの人は「倫理」から解き始めますが、ここで「字を綺麗に書こう」とか、「しっかり得点するためにじっくり解こう」とか、してしまうのは良くありません。
午前の部は3時間半(午後の部も3時間半)ありますが、問題が膨大であるためここで時間を掛けてしまうと残りの問題が解けなくなってしまいます。きしのは「倫理」に1時間ちょっと掛けてしまい残りの問題を解く時間が少なくなってしまい、かなり焦りました。丁寧に解こうとすると1時間は簡単に超えてしまいますので、試験当日では時間に気を付けながら1時間以内で解き切るようにしましょう。

繰り返しになりますが、証券アナリスト2次試験突破には「倫理」を攻略することが必須です。少ない労力で、多くのものを得ることが出来る分野ですので、必ず対策しましょう。


証券アナリストの1次試験、2次試験の「証券分析」・「経済」・「財務分析」の勉強方法は以下記事よりご覧ください。より詳細な記事は随時登載したいと思います。

 

証券アナリストの試験概要は以下記事よりご覧ください。

 

本日もお付き合い頂きありがとうございました。 

 

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