がむしゃら不動産経営

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2022年以降の証券アナリスト試験制度の変更について

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今年の日本証券アナリスト協会HPにカリキュラムや試験制度等が変わるという告知がありました。

それから色んな改定の案内が出ておりますが、これからの受験する方、現在の受験している方にとって、どんな影響があるのかというところが気になるところだと思います。

今回は現時点で判明している2022年以降の新制度について「纏め」と「思ったこと」を記事にしました。

 

 

変更点とは?

主な変更点は「教材」「受講料(1次)」「試験の出題範囲・時間」です。

「教材」

第1次レベル・第2次レベル共に証券アナリストの講座に申込むと膨大な「教材」が届きます。ただ、教材の量が多いですし、アカデミックすぎるも多々含まれていることから、正直全て勉強できませんし、勉強する気も起きません。実際、ほとんどはTACのテキストを勉強しています。

新制度の具体的な変更内容は分かりませんが、初学者には理解しにくい分野について、今以上に図表や数式・具体例等を用いた内容になるみたいです。特にWEB上で過去問が解くことができるようになるということは非常によい変更なのではないのでしょうか?

「受講料」

一般受講者の受講料は、現行制度の第1次レベルの受講料:61,050円(税込)から、新制度:60,000円(税込)となるので若干安くなります。第2次レベルの受講料も同じく、57,750円(税込)から57,000円(税込)とこちらも若干安くなります。

「試験の出題範囲・時間」

ここが最も大きな影響がある分野でしょう。

出題範囲では、第2次レベルの出題範囲であった「倫理」「コーポレートファイナンス」が、第1次レベルでも出題されるようになります。「倫理」は一般的な常識があればすぐにできますし、「コーポレートファイナンス」は財務分析で若干触れる内容でもあり、複雑な計算等は必要ないので、この変更は大した影響はないと思っています。
第2次レベルは出題範囲の変更はないですが、今回の変更に伴い、出題内容が変わるかもしれません。

試験時間は、第2次レベルの試験時間が420分から360分と1時間短縮されています。それに伴い、第2次レベルの問題の出題数は減るのではないかと思っています。実際に第2次レベルを受験された方は分かると思いますが、第2次レベルは記述式なので、420分間腕が棒になるくらいぶっ通しで文字を書き続けても解ききれないくらい出題されます。現行の試験制度でもこの状態ですので、試験時間が短くなるに伴い、当然に出題数が減ると思った理由です。

また、現行制度の第1次レベルの科目合格している方も新制度に移行できますので、そこは安心できるポイントだと思います。

これら主な変更点を纏めたものが以下の図です。 

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変わらない点

試験回数・第1次レベルの試験時間には変更ないみたいです。

 

 今回、証券アナリストの試験制度変更の案内を見たときにどう変わるのかなと思っておりましたが、思ったより軽微な変更ではないのかと思っています。一部出題範囲は変わるものの、勉強する内容に大きな変更はないので、色んなテキスト・ブログで書かれている学習法はこれまで通り通用するのでしょう。

なのでそこまで身構えずに取り組めばいいのではないのでしょうか?

 

証券アナリストの詳しい試験制度・勉強方法については以下記事よりご覧ください。

本日もお付き合い頂きありがとうございました。

 

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