がむしゃら不動産経営

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宅建の「合格点」と「予想精度が高い予備校」を調べてみた!【2020年12月試験結果反映】

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宅建試験を受験した人は分かると思いますが、宅建は合格率(だいたい15%前後)を一定にする関係から、その年の受験者の出来不出来(問題が簡単か難しいか)で合格点が上下します。合格点はまちまちで一貫性はないので、毎年宅建の試験後は、予備校の発表する予想点みながら一喜一憂することになります。

そこで、今回は宅建の合格点について分析してみました。

 

 

宅建試験の合格点の推移と最高・最低点

まずはここ20年の合格点についてグラフにしてみました。ちなみに2000年以降の合格点の最高は38点(2020年1回目)、最低は30年(2000年)です。

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ぱっとみると合格点が上がったり、下がったりと一貫性はありませんが、20年間の合格点を近似曲線で見てみると右肩上がりとなっていますので、長い目で見ると合格点は緩やかですが徐々に上昇していることが分かります。

受験者は20万前後のマンモス資格なので、受験者全体のレベルが上がったり下がったりすることは考えにくいので、問題が簡単になっているというのが最も納得がいく理由だと思います。

個人的には今後もこの傾向は続くと思います。なぜなら問題を難しすぎると勉強した人でも解けない可能性があります。そうすると勉強していない人も当然解けないので、受験者の実力を正しく図ることができません。一方、簡単にするときちんと勉強した人は解くことができますが、勉強していない人は解くことができないので、実力のある人を合格させることができるからです。

 

予想が正確な予備校・講師どこか

次は、多くの人が気になっているどの予備校・講師の予想が良く当たるのかを調べてみました。

毎年試験日の17時以降から多くの予備校が予想合格点を出していますが、例えば2020年度の場合、最も低い予想は35点、高い予想は40点となり、その差は6点もあります。これではどれを信じていいか分からないので受験者はどきどきしてしまうと思います。

単年度の予想ではどの予備校の予想の精度が高いかよく分からないので、過去7回の試験で連続で予想をしている予備校・講師を対象とし、合格点からの差を平均してみました(例:合格点が35点の場合で、34点の場合は差を「1」とします。)。また、複数点予想する予備校は適宜調整しました(予想点が35点±1の場合は35点、予想点が34点・35点の場合は34.5点とします。)。なぜ7回かというと調べるのが大変だったからです。余裕があればもうちょっと調べてみたいと思います。
対象は12つとなり、精度の高い順に並べたのが以下表になります(漏れ・間違いがあれば適宜メンテします。)。

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保坂つとむ先生の予想合格点の差が0.38点で最も精度が高かったです。すごいのは過去7回の予想が全て±1点に収まっているので、2021年度試験の予想合格点も保坂つとむ先生の予想の±1点になるのではないかと思います。

また、資格スクール大栄は過去7回のうち5回LEC亀田先生・日建学院は3回も合格点を当てており、こちらの予備校・講師の予想精度もなかなかです。

ただ、これは合格点の予想の精度なので、予備校の講義・教材の良し悪しではないのでその点はお含みおきください。

宅建の試験の概要や試験対策(勉強方法・参考書など)は以下記事よりご覧ください。

 
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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