がむしゃら不動産経営

ただ会社員が完全な経済的な自由を手に入れるまでを綴ります。巷の本のようなスマートな話はありませんが、確実に前に進んでいきます!

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なぜ資産運用をするのか?

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大学に初めて株式に投資投資しこれまで色んな投資をやってみました。

株、ETF、投信、外債、FX、外貨、ソーシャルレーティング、仮想通貨、不動産などなど。


投資を行った理由は、大学での一人暮らししたときに自らお金のやり繰りをした経験が大きいです。
元々、株とかの元本が割れる可能性がある運用にはネガティブで貯金派でした。
その考えがガラッと変わったのは大学の三年生の時です。

当時BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)の新興国が急激に成長したこと、欧米を中心に好景気であったことから、世界中の資源・食品の価格が高騰しました。このことは貧乏学生の生活を直撃します。仕送りやバイト代が増えない中で食べ物の価格が上昇したのです。
行きつけの業務スーパーはそもそも安価であるため、食品原材料の値上がりがあるとすぐに販売価格に転嫁されます。例えば、豆腐一丁18円が1年後に30円になりました。たったの12円の上昇ですが、1000円だったら55個買えていたのが、33個しか買えなくなったのです。同じ金額で22個も買えなくなったのです。一方で預金金利は0.3%と低空飛行のまま(今に比べればずっと高いですけどね。)。
このとき、お金の価値が目減りすることの怖さを目の当たりにし、自分の資産を守るために資産運用しようと決意しました。
「習うより慣れよ」ということで、当時は黎明期だったネットバンク・ネット証券の口座を立て続けに開設し、運用を始めました。

 

それからも冒頭に書いた通り、いろいろな投資に手を出しました。きしのの性格として習うより慣れろということで、勉強もそこそこに始めたので、現時点ではトータルで負けてると思います。

最も負けたのはFXです。FXは一定の保証金を預け、その数倍から25倍の取引が出来るというもので上手くいけば自己資金運用するよりもかなり大きな利益を上げることができます。一方で損失もかなりの額となり、場合によっては借金を背負う可能性もある怖い取引です。きしのも南アフリカランドで数十万程度運用していましたが、格付けの見直し等で価格が急落、預け入れていたお金の7割がなくなりました。
最もうまくいっているのは株で数十万ほど利益がでています。でも、FX・投資信託・外貨建債券の損失を埋めるまでには至っておりません。

 

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周りには投資すると元本が減るからヤダといっていう人もいます。
銀行に預けてたら本当にお金は減らないのでしょうか?

きしのも経験していませんが、ここ30年日本では物価がほとんど上がらない状態でした。物価が変動したとしてもせいぜい消費税分が物の値段に反映されたくらいです。
でも、この物価が上がらない状態は異常です。日本が停滞している間、世界は成長を続けています。日本の一人当たり豊かさは、1994年に世界で2位でしたが、今は30位台です。これからもこの状態が続くと欧米の多くの国にはますます引き離され、アジアの国にも抜かされていくでしょう。
実際に欧米に旅行に行くと物価の高さに驚きます。でも、これは欧米に住んでいる人にとっては普通の価格でそれだけ日本の成長が停滞していたことを表しています。最近、日本に外国人が沢山来ていますが、これは日本に魅力的なものが多いということもありますが、そもそも物価が安いにも関わらず、治安がよく、良いものが食べたり、遊んだりできるからです。
これは日本に住んでいる我々の生活にも影響を与えます。世界中の国々の経済成長に伴い食料・燃料等の物価は上がり、日本での販売価格も上がります。つまり、先ほど言っていたお金の価値が目減りするようなことが起きつつあるのです。

 

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また、働き方も変わりつつあります。
終身雇用も崩壊し、コロナみたいな不測の事態で給料が減ったり、首を切られたりされることもあります。時には病気で働けなくなることもあります。少しは国のセーフティーネットや保険・貯金とかでカバーできますが、完全にはカバーすることはできません。それでも生きていかなければいけないですし、自分。家族がいれば守らなければいけないのです。
なので、これからは運用なり、副業するなりして、新たな収入を確保しておく必要があるのです。

 

なので、このことを知っているけど、投資しないならまだしも、なんとなく投資が怖いといって避けている人は、知らぬ間にこのようなリスクがあることを認識しましょう。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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