がむしゃら不動産経営

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「不動産投資」と「不動産経営」の違い

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巷では、不動産を用いて利益を得ることを一般的には「不動産投資」と呼んでいると思います。
一方で、「不動産経営」という言い方はあまり馴染みのない呼び方ではないでしょうか?

似てるようですが、「不動産投資」と「不動産経営」は全然違います。

 

きしのの周りでも不動産を持っているサラリーマンはいっぱいいますが、ほとんどは、新築ワンルームマンションを1戸~2戸所有している程度です。この場合の新築ワンルームマンションは入居者対応・修繕等は業者任せのサブリース契約を結んでいることが多いので、「不動産投資」と言った方がいいでしょう。また、アパートの誘い文句で「35年一括借上げ」を呪文のように唱える業者も同じです。

まさに世間一般で言われる不動産投資は不労所得と言われるのはこちらのことだと思われます。

そもそも、新築ワンルームマンションの場合、月々の利益がマイナス(プラスでも極めて薄利)となることが多く、このことを「投資」ということには抵抗を感じますが。。。

余談ですが、最近では地価・工事費の上昇によって、新築ワンルームマンションの値段も上がっているので、これまで一般的だった35年ローンではなく、45年ローンを使って毎月のマイナス幅を少なくするように見せかけているケースがありますので要注意です。

 

新築ワンルームの記事については、過去の記事からどうぞ。

 

 

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一方、「不動産経営」は、アパート(区分所有)でも自ら管理会社・仲介業者等とやり取りし、募集条件(賃料・広告費の設定)を決めたり、修繕の範囲を決めたり、設備を追加したり、太陽光・自販機を設置したりといったことをオーナー自らが決めます。収入の増減はオーナーの意思決定が直接影響を与えるので、さながら事業会社の社長のようです。
確かにサブリースよりも手間がかかりますが、サブリースの手数料が抑えられ、手元に残るお金も増えます。
(太陽光・自販機のことは、後日ブログで紹介したいと思います。)

 

まとめると、
「不動産投資」は、業者にお任せすることで、ほとんど不動産の維持管理に関わずに安定した収入を確保することができます。ただ、収入のアップは望めず、不動産管理のノウハウも積めず、業者の言いなりとなる恐れもあります。

「不動産経営」は、自ら不動産の維持管理に関わるので、「不動産投資」よりもやることは多く、収入も空室・修繕によって増減します。ただ、賃料引上げ・管理費削減・ガス業者切り替え・自販機・ソーラ発電の搭載等の取組でアップサイドが望め、不動産経営に関するノウハウを積むことが出来ます。もちろんサブリース契約に比べて対応することが多いので不動産が好きじゃない人はおススメしないです。

 

きしのの考えとしては、生殺与奪の権」は自分で持っておいた方がよいと思います。

任せるにしても、サブリース契約の仕組みや契約書の大事なところは理解しておきましょう。そうしないと、サブリースをお願いしている業者に甘い汁を吸われ、上手くいかなくなったらサブリース契約を打ち切られちゃいますよ。

今、保有しているアパートでもサブリースを誘い文句によってくる業者がいますが、業者自らサブリースを持ち掛けてくる場合、そのエリアは入居付けが容易であるということですので、丁重にお断りしています。

 

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。