がむしゃら不動産経営

ただ会社員が完全な経済的な自由を手に入れるまでを綴ります。巷の本のようなスマートな話はありませんが、確実に前に進んでいきます!

MENU

宅地建物取引士に合格に必要な参考書・勉強方法・勉強時間とは?!

宅建士はその年の合格ラインぎりぎり33点で合格しました。
その時の勉強方法・使用した参考書などを紹介したいと思います。
そもそも「宅建士ってどんな試験なの?」って方は前回の記事をご覧ください。

 

 

f:id:formosa1:20200809000729j:plain

取得した動機は、リーマンショック直後に就職活動を始めたので、就職活動で有利になるかもしれない資格だというということと、万が一就職ができなくても、宅建士があればどこかしらの不動産仲介業者で働けるだろうと思ったからです。
宅建士を勉強するに当たり、当時は学生で時間は多く取れるので「独学」にしました。
 
 

1.テキスト選び

まず、テキスト選びですがこれはなかなか大事です。テキストによって勉強時間が倍以上になることもあります。特に宅建士のテキストは非常に多くあり、ある程度の本屋であれば宅建士専用のコーナーが設けられています。その中から自分に最も合うテキストを選ぶことは難しいと思いますし、実際にかなり迷いました。
ある程度法律に心得がある方は、専門的な内容のテキストで問題ありませんが、きしのは経営系の学部では法律に関する知識はさっぱりでしたので、なるべく噛み砕いて説明しているテキストを選びました。
 
 

【使用した参考書】

この参考書もそうですが、「らくらく宅建塾シリーズ」に共通して良いところは、素人でも分かるように簡単な言葉を使ってくれていることや、分かりやすい例えで説明してくれるので非常に頭に入りやすいです。
複雑な民法の権利関係を図にしていることや、覚えることが多い「宅建業法」・「法令上の制限」・「その他の分野」も覚えやすいように表や語呂合わせしているため、非常に勉強しやすかったです。
今も宅建士のテキストの人気ランキングでも上位に出てきますので、多くの人に支持されているようです。
 

【使用した過去問】

テキストと過去問はなるべく同じ出版社がいいと思います。
問題を解いていると知識のあやふやなところが出てきて、参考書に戻ることが多々あります。同じ出版社であれば、過去問の説明に参考書への参照ページか書いてあったり、説明が同じで頭に入りやすかったりと効率よく勉強できるからです。
また、過去問と問題集のどちらがいいのか?ということも聞かれますが、個人的には過去問の方がいいと思います。過去問はその名の通り、過去の宅建士試験のまとめですので、たくさん解くことで本番の試験になれることができます。
 

2.勉強方法

冒頭でも書いた通り、きしのは独学で勉強しました。
簡単に書いてくれているらくらく宅建塾で勉強を開始したのですが、最初は日本語で書いているのになかなか理解できませんでしたが、参考書は1回読んだらすぐに過去問を解き始めました。
これはきしのの勉強方法に共通しますが、参考書からのインプットに時間を掛けた場合、あまり試験にでないところにも時間を掛けてしまいますし、インプットが出来てたところで、そこから引き出すアウトプットは訓練しておかないと問題が解けないからです。
当然、過去問は「×」だらけでしたが、徹底して繰り返して解きました。
過去問の解説で理解できないところは、テキストを見て確認し、それでも覚えられない部分は、少なくとも全ての問題は3回解き、迷う問題や苦手な問題は5~7回は解いたと思います。
その後、予想問題集と苦手な民法民法に特化した問題集を解いて穴を潰していきました。
問題を解くに当たって大事にしていたのは、宅建は四択が中心ですが、単純に四択の問題を解かないようにしました。繰り返せば、繰り返すほど問題を覚えてしまい、一瞬で正解が分かってしまうからです。
具体的にいうと、四択を○×問題が4つ集まったものなので、正解を一つ選べという問題であれば、正解を1つ選び、間違っている3つについて、それぞれどこが間違っているのかを完全に分かるようにします。完全に理解し、迷わないようにならない限りその問題をできたこととしませんでした。
これはかなり厳しいやり方ですが、確実に力がつきます。
 

f:id:formosa1:20200809000706j:plain

仕上げとして、自分の到達レベルを確認すべく、9月中旬にTACの模擬模試を受けました。
模試試験の結果は36点で、合格ラインとのフィードバックを貰いました。ただ、宅建士は上位15%~17%が合格なので、模試の自分の位置は上位30%ということで危機感を覚え、スト2週間は一日の勉強時間を3時間に増やし、苦手な分野と暗記する部分を中心にかなり追い込みました。
ほとんどの大手資格予備校で宅建の模擬試験をやっているので、試験場所・タイミングなどみなさんの都合の良い模擬試験を受けてみましょう!! 

 

3.勉強時間

8月から勉強を始めました。
学生だったということもあり、毎日1~3時間勉強したと思います。
トータルでは250時間程度でした。法学部の方やビジネス実務法務検定を受験している方は200時間以下でも合格できると思います。
結果が合格ラインぎりぎりだったことを考えるともう少し前から始めても良かったのかもしれません。
 

【雑記】独学かスクールか

宅建士はある程度の難易度の資格だと思っています。
でも、素人が独学で勉強しても十分に時間が確保できれば問題なく合格できると思います。
周りでも独学で5年も受験し続けて不合格なり、結果諦めた人もいました。
時間を取れない社会人は、お金で時間を買うということで、資格予備校の通学・通信講座を利用して効率よく勉強するのもありだと思っています。